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Q:【 頸椎の後屈・理学療法士的見解 】(2023.07.12現在)
頚椎の後屈(伸展)は、危険性が高いと聞くことがあると思います!
理学療法士としも、そう感じます!
ただ頸部の後ろ側は、かなり凝りやすく、肩凝り・首凝り・頭痛・また腰痛の原因にも関与するのでケアはとっても大切です。
だからこそ、安全性を高めた上で頚椎の後屈(伸展)を取り入れることは、とても大切です!
ヨガのポーズの世界観が、ものすごく深まることもまた事実です!
その経験も、私自身あります。
以下に、頚椎の後屈(伸展)の危険性と予防策、具体的なトレーニング方法やストレッチ方法またヨガのポーズのご紹介も合わせて簡単にまとめます。
頸椎のねじれや捻挫
頸椎の後屈や首を後ろに回す際に、頸椎に無理な力やねじれがかかることがあります。
これにより、頸椎の構造が狂い、捻挫やねんざの原因となる可能性があります。
ヨガや運動で、三角のポーズで上を見上げるなどの、違和感が出やすい首のポジションでキープしたり息んだりしたら起こりやすいです。
そのひどい場合が、捻挫になると考えてください。
そう言った意味では、逆転で顔を横に向けないなどいう注意点は本当に大切です!
いわゆる“筋違え”もこの中の一つかと考えます。
扇のポーズ
ウォーミングアップとして、首周りの筋肉をほぐすために、頭をゆっくりと前後・左右に傾けるストレッチなどを行います。
頸部の筋肉を動かして温めるという意味合いです。
例えば、まっすぐ立って脚を肩幅に開き、片手で頭の側部をつかみ、反対側に引っ張るようにしながら、首を傾けます。
このストレッチを深呼吸をしながらそれぞれの方向へ10〜15秒間キープします。
ヨガの動きで言えば、扇のポーズから首を左右に振るとかが、まさに上記に挙げたストレッチと同じことをしています。
神経の圧迫
頸椎の後屈や首の後ろ回しによって、頸椎周辺の神経が圧迫されるリスクがあります。
神経の圧迫は、痛みやしびれ、筋力低下などの症状を引き起こすことがあります。
肩から指先までのどこかに痺れがある場合、デルマトームという図と痛みや痺れの範囲と見比べてください。
別途参照:デルマトームをわかりやすく徹底解説
もし一致するようなら、速攻病院に行きましょう!
立甲や牛の顔のポーズ(ゴムカーサナ)
立甲や牛の顔のポーズ(ゴムカーサナ)には要注意!
ちなみに肩甲骨や肩関節が、とてもやからかく素晴らしいポーズが色々できるヨガ愛好家さんで胸郭出口症候群という診断が下された方を何名も知っています。
ちなみに理学療法士視点では…
手を後ろで組んだり、肩甲骨をそんなに動かすことができる、アホみたいに関節や靭帯が緩くてダルダルで不安定で機能不全を起こしてる可能性あるかも!
緩さから関節を守るための筋力や運動習慣またスキルはあるのだろうか?
もし柔軟性だけを求めているなら…残念ながら「体のことも知らないで、そんなことやってるから体痛めるの当たり前だろ〜アホか!あぁ〜あぁ〜…この人の老後の関節がボロボロになって杖や車椅子あるいは死期が早まる事だってあるのあにな〜」という思考になるんですよね〜!
その上で『ヨガなんてやってるからこんな怪我するんだよ!😠プンプン丸😡』となるわけですわ
※ 決して立甲や牛の顔のポーズが悪いというわけではありません!指導者の知識とスキル不足+クライアントの妄信に問題があるだけです!皆様により体の知識を伝えて、皆様の個々人の健幸(Well-Being)をご自身で守ってもらえれば幸いです!それが【YES, Koumei!】の記事・動画投稿の目指す未来です!少しでも多くの方に ヨガの素晴らしが世界中に伝われば嬉しいです!
話は戻って…
時計の針のポーズ
予防策として、「耳を肩に寄せるストレッチ」は、首周りの筋肉を伸ばすのに効果的です。まっすぐ立ち、片手で頭の側部をつかんで、耳を肩に寄せるようにします。
この状態で10〜15秒間キープし、反対側も同様に行います。
ゆっくりと背泳ぎの真似をするのもいいかもしれません。
*首のストレッチや運動を行う際は、痛みや違和感がないことを確認してください
POINT:ヨガのポーズでいえば、オススメは時計の針のポーズで、大きく回す指先を眼球で追いながら、大きく肩甲骨から円を描いて行きましょう!この際に肩がつくとか膝が浮かないとか、どうでもいいです。深い呼吸と共に頸部の動きと気持ちよさを味わってくださいね。
椎間板の損傷
頸椎の後ろ回しは、椎間板に負担をかける可能性があります。
椎間板は、椎骨の間に存在し、クッションのような役割を果たしています。
無理な力やねじれによって、椎間板が損傷し、ヘルニアを引き起こす可能性があります。
フォワードベンド(立位前屈)
「首を前方に引っ張り抜くストレッチ」は、頸椎周りの筋肉を伸ばすのに効果的ですまっすぐ立ち、片手で頭の後ろ部分をつかみ、軽く引っ張りながら牽引するようにして首を前方に引き出します。この状態で10〜15秒間キープします。
※ ヨガ的な動きで言えば、フォワードベンドで首をブラブラと緩めてあげると同じような効果が引き出せます
首周りの筋トレ
運動が好きな方は、首周りの筋肉を強化するために、次のトレーニングも試してみてください。
「ネックリトラクション」
まっすぐ座り、背中を伸ばした状態で手を頭の後ろで組んで、首を後ろに引きます。その手と頭で押し合いをします。
この状態で5秒間キープし、リラックスします。
5回程度やってみてください。
※ 実はこれ、肩立ちや橋のポーズなどの逆転系の頸部の力の入れ方に似ています
「ショルダーシュラッグ」
まっすぐ立ち、息を吸いながら肩を上げるようにして後ろ回しで耳に近づけます。
この状態で5秒間キープします。
息を吐きながら、肩甲骨を背中で寄せ合わせるようにして後ろ回しでお尻の割れ目に下げて、リラックスします。
10回程度やってみてください。
※ 実はこれ、アップドッグの肩甲骨や肩関節の動きに似ています
これらのストレッチやトレーニングは、頸椎周りの筋肉を強化し、柔軟性を高めるのに役立ちます。
しかし、痛みや違和感を感じた場合は、ヨガ・ストレッチ・トレーニングなどを中止し、医療保険でカバーされている医師や専門家に相談することを必ず忘れないでください。
人生を左右するような疾病が隠れている場合もあることも忘れないでください。
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