【 YES Koumei !】Q&A

⭐️【 ドリシティと頸部後屈の危険性 】(2023.07.10現在)〜 運動療法としてのYoga 〜

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Q:【 ドリシティと頸部後屈の危険性 】(2023.07.10現在)

ドリシティ(dristi)という言葉を聞いたことがありますか?

ヨガの用語です。

「ドリシティ=視線」

サンスクリット語で「ドリシティ=視線」を意味します。

よく言われるのはドリシティ(視線)を通して、「精神集中」や「内観(自分の内側を観察)」また「ボディーイメージの獲得」という効果効能を引き出したく使われているようです。

前者の「精神集中」や「内観(自分の内側を観察)」では、主に「鼻・眉間・へそ」への視線を使います。

後者の「ボディーイメージの獲得」では、主に「上方や遠方に伸ばした手足の先」を凝視させます。

ここで問題となるのが、後者の「上方に伸ばした手足の先を凝視させる」ことによる頸椎の圧迫です!

※首の後ろ回しや上を見上げる(頸部の後屈=頸部の伸展)は、適切な方法やケアを怠ると取り返しのつかない危険な行為に繋がります。本当に本当に、人生の取り返しがつかないことになりますので、気をつけてください!

知識のない指導者による頸椎ヘルニアの量産

私が、そもそもここまで解剖学的に見地からヨガの動きを事細かく分析するようになった理由がここにあります。

15年くらい前に、ヨガの練習をしていて、頸椎ヘルニアになり、状況がひどく手術もできないと言われたクライアントがいました。

その方は指導者に、練習が足りてないからもっと練習を!と理論ではなく根性(経験)則の提案だけをしたようです。

そして一人の人生を台無しにしたんです!

ちなみにこの指導者は、アジア最大級の某・ヨガフェスタでも常連の誰もが知るヨガの指導者です。

皆様は上を見るときにどんな意識をしていますか?

・顎を上げる

・喉元を開く

・頭を後ろに倒す

などをイメージすると思います。

またそんな風にに指導をしていませんか?

おめでとうございます!

そんなあなたは、頸椎ヘルニアの量産に加担しています!

慎ましく申し上げて、最悪です!

医療業界からしたら、「ヨガなんてしているからこんな怪我をするんですよ!」

と言われて当然の行為です!

でも安心してください!

悪いのはヨガでも皆様でもないです。

きちんとした知識を伝えない指導者育成機関や指導者、またそれでレベルでO Kとする業界のあり方に問題があるんです!

もちろんヨガの素晴らしさを知らずして、イケシャーシャーと「ヨガなんてしているからこんな怪我をするんですよ!」と言ってくる医師をはじめとする医療従事者も同罪です。

決してヨガを愛する皆様の問題ではありません。

ヨガを好きな気持ちは、いつまでも大切にしてくださいね!

ドロシティで上の向くための秘技

「上を向く」というのは実は2つの体のセクションで行われています。

頸部と頭部の伸展で形作られます。

つまり、怪我をする人は、「頭部&頸部の伸展」をしています。

怪我をしにくい人は、「頭部の伸展&頸部中間位」あるいは「頭部の伸展&頸部の軽度屈曲」を意識しているでしょう!

そう言った意味では、肩甲骨や肩関節のバンダ(KYC定義はこちらの記事を参照ください)をどのポーズでもかけていくことが本当に大切になります!

頸部をぶっ壊してもでも、ヨガ動きを極めたいのか?

人生をより良く生きるためにヨガをしているのか?

頸部の動きに関しては、しっかりとヨガの動きやドリシティの意義またそれに伴う頚椎の動かし方を学び直してほしいと思います。

関連参考資料(頭頸部のレントゲンや動きと嚥下咀嚼に関する論文)

画像:Chin down肢位とは何か 〜 言語聴覚士に対するアンケート調査一 〜より引用

 

あなたならこれをどうYogaブログラムとして取り入れていきますか?

それがヨガトレーナーとして、ヨガティーチャーとしての腕の見せ所!

もっと学びたいという方は、KYCがサポートします。

KYC は、ビギナーからインストラクターの方まで、Yogaが大好きで日々親しまれているみなさまへ『 未来に残る誰もが納得しながら学べる・新しいYogaの形 』 を、楽しみながらわかりやすく学ぶ場所です。

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